ブログ(WordPress)の初期設定を行う

最低限行っておきたい9つの設定

サイトタイトルとキャッチフレーズの設定

ウェブサイトを始める際に、まず最初に設定しなければならないのがサイトタイトルとキャッチフレーズです。これらはあなたのサイトを一意に識別するために重要です。以下に、WordPress(WP)でサイトタイトルとキャッチフレーズを設定する手順を紹介します。

  1. WordPressのダッシュボードにログインします。
  2. 「設定」メニューから「一般」を選択します。
  3. 「サイトタイトル」欄に、あなたのサイトのタイトルを入力します。例えば、「My Awesome Blog」といった具体的なタイトルを設定します。
  4. 「キャッチフレーズ」欄に、サイトの簡潔な説明やスローガンを入力します。例えば、「Discover the World of Awesome Content」といったキャッチーなフレーズを設定します。
  5. 変更を保存するために、ページの下部にある「変更を保存」ボタンをクリックします。

以上で、サイトタイトルとキャッチフレーズの設定が完了です。これにより、ウェブサイトのブラウザタブや検索結果で表示されるタイトルと説明が設定されます。

カテゴリーの名前変更

WordPressでは、カテゴリーを使ってコンテンツを整理・分類することができます。デフォルトでは「Uncategorized」という名前のカテゴリーが存在しますが、これを変更する方法をご紹介します。

  1. WordPressのダッシュボードにログインします。
  2. 「投稿」メニューから「カテゴリー」を選択します。
  3. 「Uncategorized」の下にある「編集」リンクをクリックします。
  4. カテゴリー名を変更したい名前に書き換えます。例えば、「ニュース」や「ブログ」など、コンテンツに合った名前を設定します。
  5. 「スラッグ」欄にも適切なスラッグを入力します。スラッグはURLに表示される部分で、日本語は使えませんので、英数字やハイフンを使用してください。
  6. 変更を保存するために、ページの下部にある「カテゴリーを更新」ボタンをクリックします。

これで、カテゴリー名が変更され、コンテンツをより正確に分類できるようになります。

【3】不要な初期プラグインの削除

WordPressをインストールすると、デフォルトでいくつかのプラグインがインストールされますが、これらのプラグインはすべてのサイトで必要とは限りません。不要な初期プラグインを削除する方法を説明します。

  1. WordPressのダッシュボードにログインします。
  2. 「プラグイン」メニューから「インストール済みプラグイン」を選択します。
  3. 不要なプラグインの下にある「削除」リンクをクリックします。削除したいプラグインが複数ある場合は、一度に複数のプラグインを選択して削除することもできます。
  4. プラグインを削除する際に確認メッセージが表示される場合がありますので、削除を確定するためにそれに従って進みます。

これにより、不要な初期プラグインが削除され、管理画面がすっきりとした状態になります。ただし、削除するプラグインには注意が必要であり、必要な機能を提供しているかどうかを確認することをお勧めします。

【4】日本語文字化け対策

WordPressを日本語で使用する場合、投稿やページの本文などで日本語文字化けが発生することがあります。これを防ぐための対策を紹介します。

  1. WordPressのダッシュボードにログインします。
  2. 「設定」メニューから「一般」を選択します。
  3. 「サイト言語」欄で日本語を選択します。これにより、WordPress内部の言語設定が日本語になります。
  4. 変更を保存するために、ページの下部にある「変更を保存」ボタンをクリックします。

また、日本語文字化けが発生する場合には、データベースの文字エンコーディング設定も確認する必要があります。データベースにアクセスし、文字エンコーディングがUTF-8で設定されていることを確認しましょう。

【5】メタ情報の削除

WordPressでは、投稿やページのメタ情報(メタタグ)が自動的に生成されます。これには、タイトルや説明、キーワードなどが含まれていますが、特定のページでメタ情報を削除したい場合もあります。以下に手順を示します。

  1. WordPressのダッシュボードにログインします。
  2. 「投稿」または「ページ」メニューから、編集したい投稿またはページを選択します。
  3. 編集画面で、「Yoast SEO」や「All in One SEO Pack」といったSEOプラグインのセクションを見つけます。プラグインによって表示位置や名称は異なる場合があります。
  4. 必要に応じて、タイトルや説明、キーワードなどのメタ情報を削除します。具体的な手順はプラグインのドキュメンテーションを参照してください。
  5. 変更を保存するために、ページの右上にある「更新」ボタンをクリックします。

これにより、特定の投稿やページのメタ情報が削除されます。ただし、メタ情報の削除には注意が必要であり、SEO上の影響を考慮する必要があります。

【6】ニックネームの設定

WordPressでは、投稿やコメントなどで表示される名前(ニックネーム)を設定することができます。デフォルトではユーザー名が表示されるため、プライバシーを保護するためにニックネームを設定することをおすすめします。

  1. WordPressのダッシュボードにログインします。
  2. 「ユーザー」メニューから「プロフィール」を選択します。
  3. 「ニックネーム(必須)」欄に表示したい名前を入力します。
  4. 「表示名公開設定」で、ニックネームを表示する方法を選択します。一般的には「ニックネームを表示する」を選択することをおすすめします。
  5. 変更を保存するために、ページの下部にある「プロフィールを更新」ボタンをクリックします。

これにより、投稿やコメントなどでユーザー名の代わりにニックネームが表示されるようになります。

【7】コメント機能のOFF

WordPressでは、デフォルトでコメント機能が有効になっていますが、特定のページや投稿でコメントを許可したくない場合があります。コメント機能をOFFにする方法を説明します。

  1. WordPressのダッシュボードにログインします。
  2. 「投稿」または「ページ」メニューから、コメント機能をOFFにしたい投稿またはページを選択します。
  3. 編集画面で、右上にある「画面オプション」をクリックします。
  4. 「ディスカッション」チェックボックスをオンにします。
  5. 下部にある「ディスカッション」セクションが表示されますので、そこで「コメントを許可しない」オプションを選択します。
  6. 変更を保存するために、ページの右上にある「更新」ボタンをクリックします。

これにより、特定の投稿やページでコメント機能が無効になります。

【8】本体・テーマ・プラグインの更新

WordPressの本体、テーマ、プラグインを最新の状態に保つことはセキュリティや機能の安定性に重要です。以下はそれぞれの更新方法の概要です。

  1. WordPress本体の更新:
    • WordPressのダッシュボードにログインします。
    • 「ダッシュボード」メニューから「更新」を選択します。
    • 更新が利用可能かどうかを確認し、利用可能な場合は「すべてのプラグインを更新」ボタンをクリックします。
    • 更新が完了したら、サイトの動作を確認して正常に動作していることを確認します。
  2. テーマの更新:
    • WordPressのダッシュボードにログインします。
    • 「外観」メニューから「テーマ」を選択します。
    • 使用しているテーマの更新が利用可能かどうかを確認し、利用可能な場合は「更新」ボタンをクリックします。
    • 更新が完了したら、サイトの外観を確認して正常に表示されていることを確認します。
  3. プラグインの更新:
    • WordPressのダッシュボードにログインします。
    • 「プラグイン」メニューから「インストール済みプラグイン」を選択します。
    • 使用しているプラグインの更新が利用可能かどうかを確認し、利用可能な場合は「すべて更新」ボタンをクリックします。
    • 更新が完了したら、サイトの機能を確認して正常に動作していることを確認します。

【9】サンプルページの削除

WordPressをインストールした後、デフォルトでいくつかのサンプルページが作成されます。これらのサンプルページは、WordPressの機能やデザインを紹介するためのものであり、実際のブログコンテンツではありません。したがって、サンプルページを削除しておくことで、ブログの整理や管理がスムーズになります。

以下に、サンプルページの削除手順を示します。

  1. WordPressのダッシュボードにログインします。
  2. 左側のメニューから「ページ」を選択します。
  3. 一覧表示されたページ一覧から、サンプルページを特定します。通常、サンプルページには「サンプルページ」「About」「Contact」といった名前が付いています。
  4. 削除したいサンプルページを選択し、上部の「削除」リンクをクリックします。
  5. 「このアイテムをゴミ箱に移動しますか?」という確認メッセージが表示されますので、削除するページを確認し、問題がなければ「OK」をクリックします。
  6. サンプルページはゴミ箱に移動されます。ゴミ箱内で復元する場合は、「ゴミ箱」メニューに移動し、該当のページを選択して「復元」ボタンをクリックします。

これにより、WordPressのサンプルページを削除することができます。サンプルページを削除しておくことで、ブログの管理やナビゲーションがスッキリとし、実際のコンテンツを追加しやすくなります。

以上が、「最低限行っておきたい9つの設定」としての記事の内容です。これらの設定を行うことで、WordPressブログをより使いやすく、効果的に運営することができます。

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